犬がご飯を食べないです

どうして犬がご飯を食べなくなるのか

「愛犬がご飯を食べてくれない」

飼い主であれば誰しも経験がある悩みでもあります。ですが犬がご飯を食べなくなってしまう原因はさまざまです。

  • おやつの食べ過ぎ
  • 運動不足による食欲不振
  • 加齢による食欲の変化
  • 犬種による食性の違い
  • 夏バテなどなど

さまざまな原因がありますが、ご飯を元気に食べてくれないと心配になります。

ですが原因を一つづ探っていく事で、愛犬がご飯を食べてくれる環境を作る事が出来ます。

犬がご飯を食べない理由TOP3

【理由1】お腹が空いてなければ食べない

まずお腹が空いてなければご飯は食べません。当たり前なのですが、うっかりオヤツを与えすぎてしまったりしていませんか?

まずは、人間と違っておやつの習慣を持っていない犬に対して、人間と同じように与えてしまっていたならば、それでお腹が空いていないだけかもしれません。

人間にとっては少量ですが、3〜8キロほどの小型犬の場合はジャーキーやビスケットひとつでおにぎり一個程の食事量になります。

人間だって食べすぎれば夕飯が食べられないということはあります。

【理由2】わがままによるご飯の好き嫌い

わがままになり「ドッグフードの好き嫌い」が出てきてご飯を食べなくなっていることもあります。

ご飯は食べないのに、おやつは食べるという場合はわがままになっていることが多いです。おやつとか人間が食べているものを過剰に与えていると、主食となるフードをあまり食べなくなるということはよくあります。

自分が食べないで待っていたら飼い主がもっと美味しいご飯をくれるはずと認識しています。

さらに味が濃いドッグフードは食べるのに、日頃与えているドッグフードは食べないというパターンがあります。

いろいろな種類のドッグフードが販売されていてついついいろいろなものを与えたくなって与えていたのですが、ドッグフードの好き嫌いが出ることもあるので注意をしないといけません。

【理由3】環境変化・ストレスによる食欲不振

その他には環境の変化によるストレスが原因で食べないことがあります。

そういう場合には、すぐに食べなくても自分の手にフードをおいて与えてみたりしばらく置いておいたりして様子を見てみるといいです。

外が見えないようにケージをタオルなどで覆って、その中で食べさせることで落ち着いて食べてくれることもあります。あまり声をかけず、一人で静かな空間を作ってあげましょう。

犬がご飯を食べる3つのポイント

ここからはワンちゃんがご飯を食べたくなる3つの要素についてご紹介します。

犬は犬種や活動量によって多少の好き嫌いはありますが、「食べたくなるポイント」というのは共通しています。

水分が多い

温かい温度

香りがある

この条件は犬が昔から獲物を狩っていた事と関係があります。

実は狩りをして手に入れた獲物と同じ条件なのです

ドッグフードを食べない理由が、病気ではないのであれば、工夫をして食べてもらうのが愛犬の為でもあります。この3つのポイントに合わせて対策することで、犬の食欲は大きく変わってきます。

ここからは犬がご飯を食べなくなってしまった時の具体的な対策方法についてお伝えします。

犬がご飯を食べないときの対処法

【対処法1】食べるまで待つ

一度美味しいものを知ってしまうと、そのご飯を出してくれるまで頑なにいつものご飯を食べないで待ち続けるということもあります。

でもそういう時でもいずれはお腹は空いてくるので、与えてから1時間くらいでドッグフードをさげて次のご飯の時間までは何も与えないようにします。

食べないからといって新しいドッグフードにするのではなく、ここは根気強くチャレンジをしてみることです。

やはり美味しいものをあげたい気持ちをぐっとこらえて、これまで与えていたフードを与え続けることが、元の食生活に戻す一番の近道になります。

規則正しい食事をさせたいのであれば、いつまでもドッグフードを残すようであれば、皿を下げて次の食事の時間まで何も食べさせないことです。そうすれば犬にいつまでも食べないとなくなってしまうということを覚えさせることが出来ます。

【対処法2】食べるように工夫をしてみる

ゆっくり待ってみたり、空腹のはずなのに食べないという時はドッグフードに少し工夫をしましょう。ドライドッグフードを食べさせる事を考えるなら少しふやかしてみる事をお勧めします。

実はドッグフードはお湯でふやかす事で3つの条件を満たすことできます。

お湯を加える事で水分が増え、温度が上がります。また蒸気が出る事でフードの香りも強くなります。

水分摂取も同時にできるため、夏場の食欲不振やシニア犬にもオススメの方法です。

【対処法3】ドッグフードを変えてみる

人間は好きな食べ物があるとしても、それを毎食食べ続けると、いずれは飽きてしまいます。それは犬も同様で、同じドッグフードを与えているともう飽きてしまって食べなくなることがあります。

元々、犬は肉食であり、生のお肉がメインである生き物です。カリカリとした食感のドライタイプのドッグフードはそれほど好きではないのです。

ですから、ドライタイプのドッグフードを続けたいのであれば、せめて複数の種類に用意しておき、日替わりにするなどして変化を持たせる工夫が必要です。

そこで、缶詰やジャーキーなどを与えれば、元気に食べるようになるでしょうが、そうなるとドライタイプのドッグフードを食べなくなってしまいます。ここで根負けしてしまわないように、覚悟を決めておきましょう。

【パターン別】犬が食べない時の対策

子犬の食欲不振の理由

生後から一才までの子犬がご飯を食べない原因に、成長が落ち着いたからということがあげられます。子犬期は食欲のピークが過ぎると食べる量が落ち着いていく傾向にあります。

小型犬の場合は生後4か月から5カ月の頃が食欲のピークで、この時期を過ぎると肉体的な成長がひと段落するので食べる量が減ってくるからです。

これは犬の体の仕組み上普通のことなので心配はいらない場合がほとんどです。

もしも他に変わった症状がなければ成長によるものと考え、1時間くらいドッグフードを出していても食べない時にはいったんドッグフードをさげてみます。

食事のリズムを作ることで、フードは出されている時に食べるという習慣がつき自然と食べるようになってきます。

成犬の食欲不振の理由

1才から7才の成犬がご飯を食べない原因には、切り替えたドッグフードに警戒心を持っている場合があります。

犬の食事は子犬期と成犬期とシニア犬期のそれぞれのステージに合ったものを与えるのが基本と言われています。

でも、子犬用のフードからいきなり成犬用のフードに切り替えると違いに警戒心を持ったりして突然食べなくなるという犬も珍しくありません。

いくら成犬になったからといっても、食べなくなってしまう場合もあるので一週間くらいかけて徐々に新しいフードの量を増やしていくなどするとよいです。

そうすることでフードの切り替えもスムーズにできるようになり、自然とご飯を食べてくれるようになります。

シニア犬、老犬が食べなくなる理由

また、シニア期の犬は加齢によって食欲が減少して食べないということが多いです。

シニア期に成犬と同じフードを与えていると肥満になることもあるので、きちんとライフステージにあったフードを与えるようにしないといけません。

犬種による「必要な栄養素の違い」による好き嫌い

犬種によって必要な栄養素は変わってきます。体格、運動量、毛質などはもちろん差がありますが、かかりやすい病気・疾患も差があります。そのため日ごろから食べてほしいご飯はあるけど、なかなか食べてくれない。そんな時にできる必要な対象法を紹介します。

愛犬の体調変化を見落とさない

犬がご飯を食べない時に対処法を紹介してきましたが、対策をしても食べないという場合には様子を見るのではなく、早めに動物病院を受診することが大事です。

長期間ドッグフードを食べないというとき、疑っておくべきは体に何らかの異常が起きているということです。

食欲不振は消化器官の病気という可能性もあります。消化器官に痛みなどがある際は、お腹が減っていてもご飯を食べられない状況になります。

また、嘔吐や下痢をしてしまうというときには、病気の可能性が高いのですぐに病院へ行って、検査をしてもらうようにしましょう。

特に食べたものと一緒に、血の塊などを吐くときには、腫瘍など命の危険がある病気かもしれないので、様子を見ているよりも医師に確認してもらうほうが良いです。

原因が何かということを突き止めるためには、吐瀉物をビニール袋に入れて保管しておきしょう。

不安な症状があるという時にはできるだけ早めに動物病院を受診することが大切です。

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