ダックスフンドがご飯を食べない時の対処法

森とダックスフンド

近年飼っている方が非常に多いダックスフンド。大切な家族である愛犬には良いご飯を食べされてあげたいですよね。

「うちのダックスフンドがなかなかご飯を食べてくれない」

「ダックスフンドにはどんなドッグフードがいいの?」

とお悩みの方も多いかと思います。そこで、ダックスフンドの食欲不振の対処法やおすすめのドッグフードをご紹介します。

ダックスフンドがご飯を食べる3つのポイント

ここからはダックスフンドがご飯を食べたくなる3つの要素についてご紹介します。

水分が多い

温かい温度

香りがある

ドッグフードを工夫をして食べてもらうには、この3つのポイントに合わせて対策することで、犬の食欲は大きく変わってきます。

ここからはダックスフンドの身体的な特徴を解説しながら「どういったご飯を選んでいけばいいのか?」「どういったドッグフードを選べば食いつきがいいのか?」などを解説していきます。

ダックスフンドの身体的な特徴

ダックスフンドはもともと、アナグマやウサギを狩猟するために改良された犬種です。

胴長短足の特徴は、獲物の巣穴に潜り込みやすくするためのものです。

狩猟犬としての歴史を持つダックスフンドは活動量がとても多く、ボールを追いかけ回して遊ぶ事がとても好きです。そのエネルギー量を賄うために、食欲はとても旺盛です。

本来食欲旺盛なダックスフンドがご飯を食べなくなる際、最も多い理由は「運動不足」です。

運動不足になるとまず、カロリーをしっかり消化することができません。そのためご飯を必要としなくなります。

また、運動不足による「ストレス」で食欲不振になることがあります。狩猟犬であるダックスフンドは走り回ることが好きなのです。好きな事が出来ずストレスを抱えてしまうのは犬も人間も同じなのです。

では、ダックスフンドはどんなご飯・ドッグフードを選んであげればいいのでしょうか?

その為にはダックスフンドの病気についても知っておく必要があります。

ダックスフンドのなりやすい病気

胴長で短い脚が特徴的なダックスフンド。短い脚は飛んだり跳ねたりしたときの衝撃が膝に伝わりやすく、関節を痛めやすい犬種です。また、椎間板ヘルニアという病気に非常になりやすい犬種でもあります。

椎間板ヘルニアは背骨の骨と骨の間にある椎間板が元の位置から飛び出し、背中の神経に当たってしまうものです。神経を圧迫するので痛がりますが、グレードが進むにつれて感覚が麻痺していってしまい、最悪歩けなくなってしまうことも。

ダックスフンドは生まれつきこの椎間板ヘルニアになりやすいとされていますが、適正な体重を保ってあげたり、筋肉をしっかりつけてあげることは大切なポイントです。

また、かわいらしい顔と人懐っこい性格で非常に人気があり、現在ではペットとして可愛がられている姿からは想像がつかないかもしれませんが、元々は狩猟犬として活躍していました。そのため筋肉が発達している犬種です。

ダックスフンドのドッグフードを選ぶ基準

ダックスフンドの食事でケアしてあげたいポイントは、長い胴体を支える筋肉と関節。また、太りやすい犬種ですので体重維持にも気を配ってあげましょう。これらを考慮して、ダックスフンドに適したドッグフードを選ぶ基準をご説明します。

高タンパク質ドックフードがダックスフンドにおすすめ

ダックスフンドにおすすめしたいのが高タンパクのドッグフードです。

まず食いつきが非常に良いです。食欲不振のダックスフンドには改善が見られます。

また筋肉を作るためにはタンパク質をしっかりと摂取する必要があります。そしてそのタンパク質は良質なものから摂取し、しっかりと消化・吸収することが重要です。

タンパク質には植物性タンパク質と動物性タンパク質がありますが、犬は穀物や野菜などの消化が苦手な動物であるため、穀物を多く摂取すると消化・吸収がうまくできません。すなわち、犬にとって良質なタンパク質は動物性のタンパク質なのです。

しっかりと筋肉がついていると、代謝も良くなり理想的な体重維持にもなります。太りやすく、筋肉をつけてあげたいダックスフンドの食事には高タンパクなドッグフードを選んであげましょう。

グルコサミン・コンドロイチン配合はダックフンドに必要

グルコサミンやコンドロイチンは関節のケアをサポートしてくれる成分です。これらには軟骨を保護する成分が含まれているので、関節のケアに効果的です。サプリメントを与えることもありますが、元々ドッグフードに含まれているものを選んであげると飼い主さんの負担も減るので良いですね。

関節を痛めやすいダックスフンドには、グルコサミンやコンドロイチンが含まれているドッグフードがお勧めです。

EPA・DHAを豊富に含んでいるかがダックスフンドには重要

EPAやDHAも関節ケアには必要な栄養素です。オメガ3脂肪酸に分類されるEPAやDHAは不飽和脂肪酸と呼ばれ、炎症を抑えたり、血液をサラサラにしたりと体にとってなくてはならない栄養素。

体内では合成することのできないもので食事から摂り入れる必要があります。炎症を抑える作用が働き、関節炎や皮膚炎の改善にも効果的な成分です。ダックスフンドのドッグフードを選ぶ際にはこれらの成分が含まれているかをチェックすることも重要です。

ダックスフンドにおすすめのドッグフードランキングBEST3

ダックスフンドのドッグフードを選ぶ基準をご紹介したところで、お勧めのドッグフードBEST3をご紹介します。

「ピッコロ」はイギリス産まれのグレインフリードッグフード

ペット先進国イギリスで開発されたピッコロです。シニアが必要とする栄養素は、成犬と変わってきます。シニア犬におすすめできるフードナノがピッコロです。ペット先進国イギリスで開発されたグレインフリー(穀物不使用)の無添加ドッグフードです。

「アランズナチュラル・ラム」はダックスにもあったドッグフード

自然素材にこだわり作られている「アランズナチュラルドッグフード・ラム」。アレルギーにも配慮されています。主原料には、低脂肪で高タンパク質なグラスフェッド・ラム肉を贅沢に使用。原材料の55%を占めています。

グラスフェッド・ラムとは牧草を食べて大自然の中で育った羊のこと。人口添加物を一切使わずナチュラルフードを実現しています。

グルコサミンやコンドロイチンも含まれているので関節ケアもサポート。低脂肪のラム肉が主原料ですので、太りやすいダックスフンドにもお勧めのドッグフードです。

「オリジンドッグフード フィット&トリム」はダックスにも最適

「オリジンドッグフード フィット&トリム」は非常に高タンパク質のドッグフード。なんと原料の85%が肉類です。さらにその3分の2は生の新鮮な肉を使用しているため、非常に高タンパク。タンパク質含有量は驚きの42%です。

EPAやDHAもしっかりと配合されていますし、グルコサミンやコンドロイチンも豊富に含まれています。添加物を含まない人も食べられるヒューマングレード、穀物不使用のグレインフリーと品質も最高品質。

さらに太りやすいダックスフンドにも安心して与えられる低カロリーのドッグフードで、ダックスフンドの食事でケアしたいポイントを網羅しています。文句なしのお勧めBEST1のドッグフードでしょう。

ダックスフンドにオススメのドッグフードまとめ

ダックスフンドにお勧めのドッグフードをご紹介しました。ダックスフンドの食事選びのポイントは以下の通りです。

・高タンパク質
・オメガ3(EPA・DHA)が豊富に含まれている
・グルコサミン、コンドロイチンが配合されている
・カロリーが高くなく適正な体系を維持できる

愛犬のドッグフード選びに悩んでいる飼い主さんはこれらの点に気を配ってドッグフードを選んであげると良いですね。毎日の食事でダックスフンド特有の体質をケアしてあげましょう。