【徹底解説】ダイエットにおすすめのドッグフード選び方は?

子育てが終わったあとのアラフォー・アラフィフ世代の方にとって、愛犬との暮らしは楽しいものです。どんなに疲れた日でも、ワンワンと玄関まで出迎えにきてくれるワンちゃんの姿を見ると、気持ちがほっこり和みます。我が家は5匹の愛犬と生活をしていますがこのお迎えが毎日の癒やしです。

今回お伝えしたいのは、愛犬のダイエットが気になったときに毎日のドッグフードをどうチョイスすれば良いのかということです。摂取カロリーが控えめ、体に優しいドッグフードを与えていると愛犬が病気にかかりづらく毎日元気に暮らせます。

犬にダイエットは必要なの?

ダイエットと聞くと「苦しい」「可哀想」とマイナスイメージを持たれる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。大切なペットにひもじい想いをさせるのは、どんな飼い主さんも避けたいと思うからです。

けれども、ダイエットをせず栄養過多の生活を続けていると、心臓病や糖尿病・尿路結石など、人間と同じような体のトラブルが生まれてくることがあります。愛犬が欲しがっているからと…際限なくドッグフードを与え続けていると、かえってワンちゃんのためにならない食生活のリズムを作ってしまうことも良くあります。

ワンちゃんにとって飼い主さんの存在は絶大です。犬は「良い顔を見せて、飼い主さんを喜ばせてあげよう」と思う生き物のため、食欲が無くても目の前の食べ物を食べてしまう習性があります。飼い主さんはイイ食べ物・悪い食べ物を線引きして、なるべく体に優しいヘルシーフードを選んであげることが大切です。

ダイエット向きのペットフード、選び方は?

ダイエットさせたいと思ったとき、どのようなペットフードを選べば良いのでしょうか。

グレインフリーはダイエットにかかせない

最近流行っているのがグレインフリーのドッグフードです。グレインフリーとは穀物不使用のペットフードのこと。穀物と聞くとピンと来ない方も多いのですが、穀物とは米・トウモロコシ・小麦・あわ・ライ麦などの穀物すべてを表しています。

穀物にはダイエットの天敵でもある「糖分」が多く含まれています。通常のタイプのドッグフードを食べていると、食事のたびに糖分が体に多く入るため、余計な糖を分解しようと血糖値があがります。高くなった血糖値を抑えようとインスリンが発生しますが、インスリンには体に脂肪を蓄える働きがあるため、結果的に太りやすい体質になってしまいます。
グレインフリーのドッグフードには糖の元であるグレインが含まれていないため、体に脂肪が付く可能性が少なくなります。消化のために余計なエネルギーが使われないため、体はいつでも健やか元気になります。
愛犬のダイエットを成功させたいと思ったら、迷わずグレインフリー型のドッグフードがおすすめです。

ダイエットは量より質

ダイエットを決意するとき、今までのペットフードの量を減らそうと思う飼い主さんもいます。けれども、これは失敗のもと。愛犬にとって、ある日を境に急に食事の量が減らされると、理解に苦しみストレスがたまりやすくなります。
すんなりダイエットを決行するなら、量より質を重視した食べ物に移してあげるのがおすすめです。少し値段がはっても「食べ応え・噛み応えのあるドッグフードを用意すること」もポイントのひとつ。
歯ごたえのある素材やクオリティの食材を使ったワンランク上のペットフードは、愛犬の気持ちを満足させてくれます。ストレス少なくダイエットを進めることができるため、心理的にもラクに痩せを実現できます。

ダイエットでも栄養はしっかり

ダイエットを重視するあまり、質の悪いドッグフードを与えていると「毛並みが悪くなる」「赤い発疹ができる」などの肌トラブルを招くことがあります。体に優しいダイエットをおこなうためには、栄養はしっかり・カロリーは控えめに、良質なドッグフードを選びましょう。
数ある栄養素のなかでもたんぱく質は、とても大切な成分です。良質なたんぱく質が入っているドッグフードを選んでおくと、筋肉量が増えるため新陳代謝が増え、痩せやすい体になります。体の免疫機能もアップし疲れにくくなるため、病気にかかりにくくなります。

そのほか、ドックフードで痩せるためのコツは?

良質なドッグフードと一緒におさえておきたいのが、日々のライフスタイルです。

ワンちゃんが今どんな健康状態なのか、知っておくためにも獣医さんと仲良くなっておきましょう。食欲がなかなか抑えられないワンちゃんの場合、甲状腺機能に疾患があるケースもあります。 かかりつけの診察医であれば、太ってしまった原因の裏に病気が隠されていないか、健康であるなら何キロくらい痩せれば良いのか、その方法は?など、あらゆる方向からワンちゃんを診てくれます。 独学では難しいことも多いため、愛犬のダイエットに本格的に取り組みたいときは、プロの意見を参考にすることも大切です。

また人の食べ物をおやつとして与えないことです。ペットフードに一定の制限を与えても、そのほかの行動が曖昧であれば、ダイエットには意味がありません。ケーキやドーナツなど人の為のおやつを与えるクセが付いてしまうと、1日の総カロリー数も多くなります。おやつは与えないことを家族の間でも、ルール化しておきましょう。

ダイエットにおすすめのドッグフード

オリジンはダイエットにも向いているフード

総合評価A(高品質)
品質A(ヒューマングレード)
安全性A(合成化合物不使用)
食いつきS(抜群)
コスパB(良い)
特徴

オリジンは生物学的に適正な自然なかたちで栄養補給する”というコンセプトのドッグフードです。過去にはペットフードオブザイヤーを三年連続で受賞するなど世界的に認められているフードです。栄養素として優れており、高たんぱく、低炭水化物、穀類一切不使用というものになります。

馬肉自然づくりはダイエットに必要な条件を満たしている

総合評価B(普通)
品質A(ヒューマングレード)
安全性A(合成化合物不使用)
食いつきB(ほぼ食べる)
コスパB(良い)
特徴

馬刺し用の馬肉を利用したドッグフードです。馬肉の特徴は他の肉類と比べ「高タンパク」「低脂肪」「低カロリー」になります。さらにあまり摂取することがないお肉のため、低アレルギーな原料でもあります。馬肉以外の原料も都道府県レベルで管理されており、高品質な野菜や卵を利用しています

ダイエットドックフードは正しく選ぼう

愛犬との暮らしをいつまでも楽しむためにも、体に優しいドッグフードを選ぶことはとても大切なポイントです。正しいダイエット法を認識して、飼い主さんもワンちゃんもハッピーになれる毎日を目指してみてください。